「チャレンジド通信 2021夏号」発行のご案内

2021.07.19

「チャレンジド通信　2021夏号」発行のご案内

こんにちは、チャレンジド板橋区役所前です。チャレンジド板橋区役所前では、季節に合わせて利用者さんが主体となって、「チャレンジド通信」を制作しています。記事からイラスト、漫画まで利用者さんの作品です。この度2021年夏号発刊されましたので、その一部をご紹介します。

私が今まで取り組んできた訓練

パソコンに関する資格である「Microsoft Office Specialist」（通称：MOS）の勉強やタイピング練習、個人で行う訓練以外でも他の利用者さんと行う面接練習や体を動かすストレッチ、声をしっかり出せるようにする「声を出してみよう」といった多種多様なグループワークを行ってきました。
また、他にも外部の実習として私立高校での事務作業も手伝わせていただき、パンフレット組み作業や機材を使ったパソコンを使った入力作業等も行いました。訓練を続けるうえで、毎日しっかりと決まった時間に休まずに行く、という事を心がけており、小さな事でもそれが就職へと繋がる第一歩となったのではないかと考えています。

集団実習に行ってきました！

6月15日、17日の計2日間に渡って東京文理学院へ集団実習に行って参りました。今回は利用者さんのうち、4名中3名が初めての実習となりました。

初めての実習ということで、開始前は緊張や不安を抱えている方もいらっしゃいましたが、無事に作業を終えることができました。今回行った作業はダイレクトメールの宛名貼りや封入書類の折り作業、封入・封閉じ作業、清掃など。終わってから感想を聞くと「チャレンジドでやっていた作業訓練と変わらなかった」「気が抜けずに集中して疲れた」「緊張した」など様々な意見や感想がありましたが、皆さん共通して「良い経験になった」とのことでした。
実習は就労に向けてとても大切なステップとなっています。実際の職場を体験することで、仕事内容や職場に対しての具体的なイメージを持つことができ、また実習を通して得意なことや課題点を明確にすることで、さらに次のステップへ繋げていくことができます。今回実習に参加された方も、自分自身で何か気付いたことがある人もいれば、職員と振り返りながら何か気付いたことがある人もいるかと思います。
7月も大智学園での集団実習を予定しています。初めてで不安な方もいると思いますが、実習を通して少しずつ経験を積んでいき、今後の就職活動の力としていきましょう！

チャレンジドに通って

水耕栽培

私は2020年6月に体験利用を開始し、同年8月より正式利用開始になりました。訓練をする中でグループワークを通じて、いろんな人の話を聞くことでコミュニケーション能力アップにも繋がりました。具体的には「時の人から社会を見てみよう」というグループワークに参加しました。メモ力・面接体験のグループワークでは実際の面接に備えて、利用者の人同士で受け答えの練習ができ、これが本番の面接での自信につながりました。
私は最初、事務系の仕事を目指していましたが、実習を通じ自分の得意・不得意が明確になり、事務以外の分野にも関心を持つようになりました。また、建物に興味がある事、食べ物が好きな事も考慮して、これから日本の将来は農業にかかっていると思うようになり、会社説明会に参加したことをきっかけに屋内農園の求人に応募することにしました。チャレンジドで学んだ経験を活かして、これから一所懸命仕事に励みたいと思います。
最後にチャレンジドの職員の方々には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。