【就職内定】小学校での情報推進アドバイザーとして就職された利用者さんへのインタビュー~役割を与えられて今まで以上に力が出ました~
この度、就職が決まった利用者さんにインタビューを行いました。一般枠での求人に対して、ご本人の同意を得たうえで、私どもも障がいのことを開示して、ご理解をいただいて就職をされたケースとなります。
<職種> | 公務員(専門職) |
Q.就職おめでとうございます。
A.ありがとうございます。今は不安がいっぱいです。ちょっと病気をしていたので・・・。2月下旬に採用をいただいていましたが、体の調子を崩してしまい入院していました。4月1日からの勤務となりましたが、私の体調も考慮いただき、勤務開始は20日からとしていただきました。
Q.大変でしたが、良かったですね。働く場所はどんなとことですか。
A.埼玉県内自治体において、3つの小学校の情報推進アドバイザーとして、各小学校の担当の先生より指示により、情報機器を今まで利用したことない生徒さんやご自宅に利用環境が整っていない方に対して、アドバイスをしていきます。文部科学省のGIGAスクール構想の一環です。勤務は週4日、1日=6時間勤務となります。
Q.チャレンジドを利用された経緯を教えてください。
A.令和元年8月からです。その前2年ほどは療養していました。今まではクローズ(=一般枠)でずっと働いてきましたので、オープン(=障がい者雇用)という立場が理解出来ませんでした。障がい者として働くことも病院からすすめられ、チャレンジドを利用することに決めました。
しかし、チャレンジドに通ってからも体調は安定せず、週1日通所できればよい方でした。来所出来てもすぐに調子が悪くなってしまいました。そこからだいぶ時間が経ってから色々スタッフさんに聞きながら、オープンに対して理解し、職場体験実習というものがあり、そこを目的に体調を整えていこうという目的も持てました。
Q.目的を持てたことでモチベーションになりましたね。
A.実習という役割を貰えて今まで以上に力がでました。また、計画相談員の方から訪問薬剤師を入れてもらい、薬のチェック、栄養指導なども行い、大学での臨床心理士のカウンセリングが、生活状況も改善し、訓練に臨めるようになっていきました。
Q.実習の内容を教えてください。
A.東京文理学院という高等学校で、情報(パソコンの授業)の先生のアシスタントの実習です。生徒さんの中には障がいをもっている生徒もいるので、どのように指導をするのか言葉を選びました。クラスは25名で25通りの対応が求められるので、その辺は苦労しました。ただ、アシスタントティーチャーの実習の経験から、今回の仕事を決められたんだと思います。
Q.では、勤務開始の意気込みを教えてください。
A.これからはこれまで以上に体調に気を付けて週4日の勤務に備えたいと思います。ストレスをためない仕事方法を探していきます。
Q.では最後にチャレンジドで訓練をしている人にメッセージをお願いします。
A.なせばなる!自分でなりたいと思うことに好奇心・探求心を持って進めば必ず答えが出ます。与えられたチャンスを逃さず、また、自己研鑽を怠らず就職先へ向けて力をつけてください。
~次に続くのは、あなたです~
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