【就職内定】障がい者枠で公務員になられた方へのインタビュー~この訓練は自分に必要と感じ実習を継続~(中学校・事務補助編)
こんにちは、チャレンジド板橋区役所前です。
チャレンジドではこの春に就職される方が多く、今年に入り、7人目の就職された利用者さんにインタビューを行いました。
<業界(職種)> | 公務員(事務職) |
就職おめでとうございます。
ありがとうございます。
次に働くところはどんなところですか。
埼玉県内の中学校です。事務補助・教員の補助が主なお仕事になると思います。
チャレンジドに通うきっかけを教えて下さい。
以前地元で障がい者のための就職サポートがあることを知り、東京へ来て漫画の専門学校の卒業後の進路として就労移行を探していました。
ホームページでチャレンジドを見つけ、アットホームな雰囲気を体験の時に感じ、そのまま通所となりました。
最初は専門学校と併用して通所していたので、週1日からの訓練でした。卒業後は本格的にチャレンジドで訓練を開始。とても楽しく過ごしながらも時に厳しい訓練を重ね、信頼出来るスタッフさんや利用者さん達に支えていただきながら目標に向かっていけました。
チャレンジドでどんな訓練をおこなっていましたか。
パソコンの学習やイラストの特徴を生かしてPhotoshop、グループワークに参加し、働くうえで必要なコミュニケーション能力を学びました。
また、就職活動は、新型コロナウイルスが蔓延する状況の中でなかなか決められない苦しい日々もありました。
興味があり、実習訓練に行ってみようと職員さんに相談しました。最初は1ヶ月くらいのつもりで行きましたが、やっていく中でこの訓練は自分にとって必要と感じるようになり、その後も継続していくことになりました。
担当の先生からも高く評価して頂き、学校関係のイラストなどを依頼いただけるようになりました。
そのイラストも高く評価いただき、アニメ講座のアシスタントティーチャーをお願いされるようになりました。
実習をきっかけに広がっていったんですね。そのアシスタントティーチャーとはどんな実習だったのか少し教えていただけますか。
アニメ講座はイラストや漫画を描くのが好きな生徒さん達が集まる選択科目です。その講義を担当する先生もアニメの知識があるわけではないので、基本的なことを伝えてほしいというものでした。
私が今まで学んだ知識などを生徒さんお一人おひとりに合わせてアドバイスを行いました。
事業所内でも4コマ漫画やイラストの制作にご協力をいただきました。
生徒さんを教えるということはすごく難しかったんじゃないですか。
はい。今まで教える経験はなく、最初は授業の進め方に随分悩むこともありましたが、一人ひとりに寄り添って、一緒になにを描きたいか、どんな話を作りたいかを聞いてみることにしました。イラストを通じて生徒さんが喜んでくれる姿や成長を見て、嬉しく感じ、本当に良い経験をさせていただきました。
このアシスタントティーチャーの経験から中学校でのお仕事も決めていけました。チャレンジドで印象に残っていることを教えて下さい。
ハロウィンパーティーです。ビンゴで素敵な商品をゲット出来たことと、私は二人に似顔絵をプレゼントしましたが、そのおふたりに、とっても喜んでもらえたことがとても嬉しかったです。
では、勤務開始に向けて意気込みを教えて下さい。
色々な業務を覚えながら無理のない範囲で働きたい。そこで長く働くことになるので、対人関係でつまずかないようにしたいです。何かあれば相談しながら取り組んでいこうと思います。
最後にチャレンジドで訓練をしている人にメッセージをお願いします。
これから就職活動でつまづいたり、失敗して落ち込むこともあると思います。そんな時は職員や利用者の仲間が支えてくれます。失敗してもあきらめず、少しずつでも進んでいって下さいね。周りに頼って失敗しながら学んでいって欲しいと思います。
~次に続くのは、あなたです~
◆2020年版就職体験記集をご希望の方◆ |
◆資料請求・ご見学をご希望の方◆ | ◆オンライン個別相談をご希望の方◆ |
【チャレンジド板橋区役所前の特徴】
・充実のグループワーク ~グループワークで自然とコミュニケーションを身につける~
→ 6月のグループワークのご案内は こちら
・毎週個別面談を実施~チャレンジドは対話を大切にしています~
・就労の不安をなくす 職場実習が充実-チャレンジド実習-
→ 個別面談、チャレンジド実習のご案内は こちら