令和2年「障害者雇用状況」が公表されました。~民間企業は過去最高の値~
こんにちは、チャレンジド板橋区役所前です。令和3年1月15日、厚生労働省より令和2年の「障害者雇用状況」集計結果が公表されました。今回はその結果について見ていきたいと思います。
法定雇用率とは
障害者雇用促進法で、事業主に対し常時雇用する従業員数の民間企業の場合は2.2%以上、国・地方公共団体は2.5%以上(都道府県等の教育委員会は2.4%以上)の障がい者を雇うことが義務付けられています。
障がい者雇用の状況は!?
毎年6月1日時点での障がい者の雇用状況をハローワークに提出する障害者雇用状況の報告(ロクイチ報告)で、障がい者雇用の義務のある事業主は報告が義務付けられています。今回公表された「障害者雇用状況」は、その報告を基に集計された情報です。
<民間企業>
【雇用障がい者数】578,292.0人(前年比:3.2%(17,683.5人)増) 【実雇用率】2.15%(前年比:0.04%増) |
民間企業では、雇用障がい者数、実雇用率ともに過去最高となります。また、障がい別に雇用者を見てみると、身体障がい者は356,069.0人、知的障がい害者は134,207.0人、精神障がい者は88,016.0人となっています。また、昨年と比較すると、特に精神障がい者が前年比12.7%増と高い伸びを示しています。
チャレンジド板橋区役所前で訓練をされ、<民間企業>に就職された方のインタビュー(一部)
・【就職内定】6ヶ月で事務職への就職を決めた方のインタビュー~Zoomを使った在宅訓練が印象的だった~
・【就職内定】屋内農園に就職される利用者さんインタビュー~障がいは個性~
<国・地方公共団体>
・国:【雇用障がい者数】9,336.0人 【実雇用率】2.83% ・都道府県:【雇用障がい者数】9,699.5人 【実雇用率】2.73% ・市町村:【雇用障がい者数】31,424.0人 【実雇用率】2.41% ・教育委員会:【雇用障がい者数】14,956.0人 【実雇用率】2.05% |
国・地方公共団体では、国や都道府県の機関は多くの機関で法定雇用率を満たしている状況です。その一方で、市町村や都道府県(市町村)の教育委員会は、法定雇用率を満たす機関が伸び悩んでいる状況です。
チャレンジド板橋区役所前で訓練をされ、<国・地方公共団体>に就職された方のインタビュー(一部)
・【就職内定】公共機関に就職される利用者さんインタビュー~土曜日も通うこと。それは生活のペースを崩さないこと~
・【就職内定】小学校での事務補助職員で就職される方のインタビュー~変わったきっかけは”集団実習”~
※令和2年「障害者雇用状況」集計結果の詳細は こちら
令和3年3月1日から法定雇用率が変わります
今年の3月からは法定雇用率が下記のように引き上げられます。
・民間企業:2.2% → 2.3% ・国及び地方公共団体等:2.5% → 2.6% ・都道府県等の教育委員会:2.4% → 2.5% |
法定雇用率の引き上げ時期が決まったこと、withコロナの時代を迎え、2020年春は採用を控えた企業が採用活動を開始したこともあり、昨年秋頃から障がい者枠での求人数が増えてきた印象も見受けられます。
支援機関で訓練をしてから就職した人の職場定着率は高い!
チャレンジド板橋区役所前のような「支援機関に通われて就職後も支援を受ける方」と「支援機関に通われず支援を受けない方」の職場定着率は、支援機関に通われて就職して人の方が、20%程度高くなるとの統計もあります。
障がい者枠での就職を考えられている方は、一緒に障がい者枠での就職を目指しませんか?
\まずは一度、チャレンジド板橋区役所前に来てみませんか!?/
資料のご請求や見学、体験のご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
また、チャレンジドではこれから通いたい方向けに「オンライン個別相談会」を開催しています。ぜひ、この機会にご活用ください。
【チャレンジド板橋区役所前の特徴】
・充実のグループワーク ~グループワークで自然とコミュニケーションを身につける~
→ 2021年1月のグループワークのご案内は こちら
・毎週個別面談を実施~チャレンジドは対話を大切にしています~
・就労の不安をなくす 職場実習が充実-チャレンジド実習-
→ 個別面談、チャレンジド実習のご案内は こちら
【新登場】6ヶ月コースのご案内