「チャレンジド通信2022春号」発行のご案内

2022.04.25

こんにちは、チャレンジド板橋区役所前です。チャレンジド板橋区役所前では、季節に合わせて利用者さんが主体となって、「チャレンジド通信」を制作しています。記事からイラスト、漫画まで利用者さんの作品です。この度2022年春号発刊されましたので、その一部をご紹介します。

チャレンジドに通うきっかけと希望

まず、チャレンジドへ通うきっかけとなったのは、姉の話しからでした。
その時の自分は「どんな仕事をしたいのか？」とか「自分に合う仕事はなんだ？」と頭の中では物凄く焦りながら考え込んでしまった時期もありました。

しかし、夢はありました。姉が「チャレンジド」の話をするようになってからは、自分も少しずつ気になり始めました。最初はなかなか体験利用をするために通所できず、そこから頑張って週2日から始めることにしました。

通所を重ねて少しずつ生活リズムが整ってはいるものの、まだやりたいと思う仕事は見つかっていない状況で絶望の中にいましたが、チャレンジドを利用して1ヶ月程経った時に、職員さんから高校を中退した自分でも、ずっと夢だった仕事ができるかもしれないと教わり自分の中で絶望から希望に変わりました。

もしあの時、そのまま体験しに行かず通所するのを止めていたら、今よりも前に進めていないのではないのかなと思います。

大智学園高等学校実習を通して

実習開始当初はとても緊張しましたが、初めはチャレンジドのスタッフさんが同行してくれたことや、実習先の職員さんから丁寧に作業内容を教えていただいたことで、今ではスムーズに作業を行うことができています。作業内容自体は、データ入力や封入作業が多く、分からないことがあればすぐに聞けるような環境です。
また、実習を通して社会に貢献できているという実感があり、やりがいを感じることができました。遅刻には気を付けること、指示をしっかり聞くこと、そしてしっかりと業務に向き合うことなど、社会人としての基本を学ぶことができています。

事業所とは別の刺激があり、働く事に向けて良い訓練になっている為、今後も真摯に実習に励みつつ就職に向けて頑張りたいと思います。

デイケアに通う中で

看護師の方から就労移行支援事業所があることを教えてもらったことがきっかけで、最初はチャレンジドとは違う就労移行支援事業所へ通いはじめました。そこではさまざまなプログラムがありましたが、独自の実習先が無く、職場の体験をしてみたいと思い、チャレンジド板橋区役所前へ通うことにしました。

チャレンジド板橋区役所前の外部での実習は、実習報告書の作成や一か月に一度、実習の振り返りも行っており、同じ実習先へ行く他の利用者さんの意見や感想も聞くことが出来て、しっかり学べると思いました。移籍後は「賑やか雰囲気だな」という第一印象でしたが、ここへ来て学べることが多く、来てよかったと思っています。